03年3月7日 : 八戸ジャパン・パラリンピック


【初日の朝

 

 早朝、ほぼ定刻に八戸港に到着。八戸の皆さんの出迎えがあり、そのままホテルに入れるように準備してくださっていた。ほんの少しでも、体を休めて寝ておくことは大事。なんたって、スレッジホッケーの開会式があり、昼前から試合だからね。

シングルルームにソファーベッドを入れて、2人部屋。どうせ帰って寝るだけだから、部屋としては十分だった。

川村さんとのレディースルーム

←ベッドで横になる川村さん

朝食を目の前に川村さん→

朝食を目の前にする川村さん

 開会式に合わせて出発するので、ほとんどの後発隊メンバーは、1時間寝られたかどうかだと思う。それでも、気合いで起きて朝食を食べ、ジャパラ初日にのぞむ。


【スレッジホッケー開会式

 

 まぁ、来賓の挨拶とか色々あるわけなんだけど、やっぱりベアーズのユニフォームが一列に並んでるって、いいなぁ。それに、韓国チームが参加しているのも、すごくいいなぁと思う。
競技人口が増えれば増えるだけ、しのぎを削ってチームは強くなろうとする。勝なら、強い相手に勝ちたいよね。

スレッジ開会式にて 開会式で一列に並ぶ北海道ベアーズ

この後、初戦(長野 対 八戸)を観戦したり、スレッジの調整をしたりしながら、自分たちの出番を待つ。

控え室で作業中 控え室で準備中? タクのお手製アクセント
入口付近は、ほぼ羽田野さんの作業場になっている。そのおかげで、他のチームのメンバーの出入りも多い。直接交流の機会としては、これがなかなか良かったと思う。

【対 東京アイスバーンズ

 

いやー、自分たちだけで戦う、初めてのジャパラ。実は、私もこういう公式戦に顔を出すことは稀なのであった。フォワードは混戦、高瀬コーチからは、何度も「ポジション!ポジション!」と声が飛ぶ。これが、本人達には聞こえそうで聞こえないんだ。

ディフェンス陣

フォワード陣 ゴール前で

でも、高瀬コーチ以上に、私の怒号は怖かったらしい。リンクにいる選手には届かないのだが、ベンチの傍にいた八戸チームの人などに恐れられていた。だって、みんなダンゴなんだもーん!

お前のポジションはどこやねん?!センターか?ウィングか?ディフェンスか?まるで磁石に吸い付く砂鉄のように、パックに群がるフォワード。フォワードと一緒に上がっていこうとするディフェンス。 叫びたくもなるっちゅうねん!


【試合の後〜ジャパラ開会式】

 

そうそう。各チームには、担当のボランティアさんがつく。ベンチに入って選手の出入りを手伝ったり、試合後、食券とお弁当を交換して席を用意したり。みな遠慮がちで、声をかけなければ、寒い控え室の外でずっと立っているような可愛い子達。東北福祉大学の皆さん、ありがとうね。

理学療法士さんによるマッサージサービス 移動の疲れもあって体がぼろぼろの人は、特設の理学療法士さんによるマッサージを受けに、待ち行列。

クロスカントリーと合同のジャパラ開会式が、八戸から離れた野辺地のホテルで行われるので、約2時間、バスに揺られて移動した。土井君の携帯が鳴る。

「欠航?マジすか?」

いや、雪が降ってきたなぁ〜とは思っていたのだ。しかし、そんな中途半端な悪天候ではないらしい。明日の帰りのフェリーが欠航するかもしれないという。月曜日から仕事の皆さん、どうする?私たちは帰れるのか?

そんな不安を胸に、開会式にのぞむベアーズの面々。

マジですか?

←フェリー欠航?!

来賓が多かったので
なかなかご飯が
食べられない開会式→

話長いのよ...

ずらっと並んだ来賓の挨拶が長くて、なかなか飲み物にも食べ物にもありつけない。みんな、試合をして、バスに2時間揺られて、疲れているのだ。式の始まる前、長野のイッシーは、土産物コーナーの試食品のノリを頬ばってたぞ!早くしてくれ...!!
限界に近づいたとき、やっと乾杯、そしてバイキング料理...。なぜだ?
ただでさえ、持って運んだりするのが難しいのにさぁ、バイキングの料理から遠かった私たちには、お寿司などもあたらなかったのである。満足に食べられた人、いるのかなぁ。残ってたのは、肉ばっかりだったしなぁ。

国旗に日本、韓国の他、スウェーデンも掲げられているのは、クロスカントリーに招待選手がいたから。本場の津軽三味線とか、車椅子ダンスとか、日舞とか、長刀とか、歓迎のアトラクションは盛り沢山だった。

ソルトレーク以来のパラフォト理事、佐々木さんとの再会も嬉しかったわ。彼女とは、ソルトレーク取材のとき、ホテルが同室だった。一番長く同じ時間を過ごした、戦友のようなものだ。

そんなこんなの開会式が終わった後、またバスに揺られ揺られて八戸に帰る。ものすごい降雪量に除雪が追いつかず、帰り道は大変なことになっていた。 途中、ベアーズの連中がトイレ休憩を申し出るハプニングがありつつも、なんとか無事にホテルに着いたのであった。

ホテルでは、タクやヒロが少し飲みたがっている様子。じゃあ後で少しだけね、と話して、川村さんと部屋でグッタリしていると、 仕事が残っていたため開会式に出られなかった羽田野さんから、部屋に電話が。

「417で飲んでるんですけど、来ませんか?」

「...八戸部屋ですね?」

タクやヒロ、ナツ、土井君を誘って八戸部屋に。すると、そこには八戸のメンバーやスタッフ、羽田野さん。そして、はたぴょんから借りた今日の八戸戦のビデオがあるではないか。飲みもそこそこに、ベアーズのメンバーはテレビ前に集合し、釘付け。
一方では、八戸組の“飲み”が進む。主役は焼酎?恐ろしい部屋だ。

「おれ、かっちょわるい...」と、つぶやくタク。わかるでしょ?私が叫ぶのも。

ちょっとビデオがこたえたのか、あまり深酒することなく、ベアーズのメンバーは引き上げていったのであった。


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