04年2月7日〜8日 : ジャパラ 2004 in やまびこの森スケートセンター


【初めてのやまびこへ】

例年の経験を踏まえ、悪天候に対応するため、フライト予定時刻より、かなり早めに新千歳空港に集合。いざとなったら、羽田経由に切り替える作戦だった。
三々五々、集まり始めるメンバー。すると、旭川組が到着する前に、誰かさんに似た感じの人が我々の目の前を通り過ぎてゆく。いや、ほんとに似てるな〜と思っていると、思い切って声をかけるタク。こら、よせっちゅうに...。

「中井君!...中井君!」

その人は立ち止まり、振り返り、こちらに歩いてくる。...本物だった。どっひゃー!!こんなところで会ってしまって彼も気まずそうだったけど、元気そうで何よりです。

そういえば今回、ベアーズは雑誌「Tarzan」の取材を受けることになっていたのだが、それはなぜか?という話になった。
理由は簡単。記事に署名のあった(この世界ではお馴染みの)記者さん宛に「ハンディキャップ Tarzan」のアイススレッジホッケーの記事には、いつもベアーズのことが出ていない、とタクがメールでクレームをつけたのだという。怖いものしらずというか、恐ろしいヤツである。
それに応えて、今回はすべてのチームを取材する方針になったそうだ。特に、ベアーズの一人ひとりに話を聞きたいという。こういう姿勢が、うれしいっす。

 

仕事で東京に向かう中井君

←中井君に会ってびっくり

ちびっこい飛行機→

小型の飛行機は怖い

 

思いのほか天候はよく、時間までみんなでお茶をしたり、お昼を食べたりした。その間、ゴーリー・土井君は眼鏡の片方のレンズが外れてしまい、何とか急場をしのごうと四苦八苦。去年も、こんな光景を見たような気がする。

松本へ向かう飛行機は、ソルトレーク=ロサンゼルス間の国内便のように、ちびっこかった。手荷物検査で、次々とひっかかるメンバー。実は私も。再度バッグを通したら、何でもなかった。
が、ナツのバッグからはハサミ、ふじ子ちゃんのバッグからはナイフが発見され、目的地までお預かりとなった。

 


【とにかく動け、そして戦え】

 

松本空港には、小松さん・はたぴょん・斉藤さんの3人に車で迎えに来てもらっていた。挨拶もそこそこに、まっすぐ会場であるやまびこの森スケートセンターへ向かう。

羽田野さん、けいぢさん達が到着済み。メンバーは、そそくさと準備して開会式前の馴らしを始める。良いプレイヤーほど時間を惜しみ、練習を大事にする。傍目で見ていても、基本動作に差が出るのであった。

 

開会前の練習中

←まず練習だぜ

キャプテンを先頭に開会式→

開会式で整列するベアーズ

 

着いて間もないベアーズは、開会式の後、早速の試合で長野サンダーバーズと対戦。土井君は眼鏡が治らず、コンタクトも片方なくなってしまっていたので、須藤さんの使い捨てコンタクトを1個もらっていた。もう、余裕もなくバタバタである。そんな彼は、試合中の目薬が欠かせない。

そう、目薬で思い出したけど。ベンチにいると、預かり物をしてしまう。ヒロの目薬、土井君の目薬と壊れた眼鏡、タクの財布、その他工具だとかモロモロ。
次回からは、取り出しやすく、しかも肌身離さず持っていられるような“預かり物袋”を持参する必要がありそうだ。ポシェット型か、ウェストポーチ型だな。

 

対 長野サンダーバーズ

←終始押され気味の試合

高瀬コーチの定位置 →

高瀬コーチ

 

高瀬コーチはもちろんのこと、大村監督の声がよく響く。こんなに声の大きい人だったっけ。

ベアーズの選手って、試合では、すごく控えめで寡黙。普段は口数の多くない須藤さんが一番攻撃的で(ディフェンスだけど)、声も良く出ている。もちろん、試合慣れしたミツは、いつだって変わりなく元気である。

なんで、いつもにぎやかな連中が、試合になると大人しくなるんだろう???逆に熱くなるならわかるんだけどさー、おかしくないか?

でも、ただたた大人しいわけでもなかった。タクは、イッシーの粘っこいプレーに遂に切れたらしく、熱くなっていた。そのお返しは、かっこいいプレーでよろぴこ。初ゴールの瞬間を待ちわびてるよ。
イッシーも、お手柔らかに

引っ張ったり、押さえたり...はダメだけど、ボディーチェックは ルール上認められていて、正規のプレーなのだから、もっと相手をつぶしていいじゃん。
感覚をつかむためにも、みんな1回くらい、ペナルティーボックスに入っていいんじゃないか、と私は思う。アリだよ、アリ。

ピリオド終了後や製氷作業中(でも、あくまでも試合中)に、闘っているはずの相手チームと入り乱れて、仲良く話をする競技も珍しい。チームが少なく、みんな顔見知りだから、そうなっちゃうのであろう。初めて見た人は、ビックリすると思う。

 

ドリンク係で休む暇なしのふじ子ちゃん

ふじ子ちゃんは、ドリンク係として大活躍。試合中、何本も作り足しに走る。お疲れさま♪
今度は、作り足し用の大きなボトルを用意したほうがいいかもね。メモメモ。

 

 

ついつい声が出ちゃう主審の笠原さんも、面白かった。大会のすべてが、フレンドリーで、アットホームだ。
タイムアウトとか、練習時間とか厳守しなくて済むあたり、なぁなぁにも受け取れる。ほかの競技や大会では、どうなんだろう?
アイススレッジホッケーのチームは、全国に長野・東京・大阪・八戸・北海道の5チームしかなく、普段は試合の機会がほとんどない。集まるときには、全日本の合宿で同じ“日本代表”のチームメイトだったりするからな〜。 競技自体が、まだまだ助け合いの状態なのかもしれない。
少なくとも選手は、試合に「勝ちたい」と思っている。当然、仲がいいからって、手を抜いたりしないのだ。

さて、私は恒例のグッズ撮影も怠らない。リンクサイドの巨大ヒーターとか、大会スタッフ用のキャップ(しかもジェイソンマスクだよ、いまどき)、そして羽田野さんの4枚刃スレッジ。あ!!羽田野さんの「とん勝」マークを撮り忘れた!

 

でっかいヒーター なぜかジェイソンマスクのキャップ 深剃りのきく4枚歯ブレード

 

今回の試合では、ゴーリーを土井君に任せて、ミツがフォワードに参加。ゴーリーから転身した郷さんが、「俺の真似するな」って。

たまにぐるんぐるんと空回りを見せながらも、ゴールから離れたミツは、新鮮だった。

 

ミツの正座型スレッジ

←ミツの正座式スレッジ

このように収まる→

このように収まります

 


【コテージの夜】

反省をいっぱい背負い込んで、試合終了。8失点の土井君は、かなり凹んだ。50本近く打ち込まれたのだから、防御率は驚くほど高かったのにね。

 

ケイトで夕食 コテージ(1階) コテージ(2階)

 

敷地内のカフェレストラン「ケイト」で夕食。それから、ベアーズの面々はコテージへ。

2棟に分かれた1つ目は宴会部屋になり、私はもう1つの棟の2階に、ふじ子ちゃんと陣どる。2階は、立っているとのぼせるほど暑い。1階にベッドが4つ、2階に3つ。数が合わないので、布団だけを一組下ろし、けいぢさんが寝ることになったようだ。

同じ部屋の顔ぶれにはスモーカーが多かったが、禁煙宣言し、灰皿を隠してやった!アスリートが、タバコなんか吸うなっちゅうねん。

 

宴会部屋にて

←飲み会は1時まで

凶悪犯です→

犯人

 

その後、別棟のお風呂(暗証番号つき)に行き、宴会部屋で試合の反省もしながら、1時まで盛り上がる。
ミツがタクに、フェイスオフの話をする。どうして取れないのか、みんなはどうやっているのか。
監督や須藤さんが、チェンジするときに息が上がってるくらい、精一杯走れ、もっと積極的に当たろう、とみんなに言っている。もっともだ。須藤さんは、3ピリ通しだから少々抑え気味だけど、それでも、一番よく走っているよ。

羽田野さんは工房が忙しくて、かなり遅く帰ってきた。コテージの部屋でお留守番をしながら寝てしまったふじ子ちゃんは、そのまま爆睡。宴会(酒)好きが来ないのはおかしいと思い、一度コテージに戻り、声をかけたが、ぴくりともしなかった。
ムネさん持参のタコのおつまみや、買出しのお酒が着々と消費されてゆく。でも、明日も試合だし、無茶な飲み方はしない。

予定の時間に宴会がお開きになり、部屋に戻る。どうしたことか、眠れない。次々と寝息が聞こえてくる中、ひとりベッドの中で羊を数える私。朝方になり、ようやくウトウトした...と思ったそのとき!誰かの携帯が「世界に1つだけの花」を高らかに奏で始めたではないか!

...殺す!!

そう心に誓って、鳴り響く電子音をむなしく聞いていた。結局、眠気は覚めてしまい、ほんの少し眠れたけれどもイヤ〜な感じの夢を見たらしい。妙な汗をかき、7時前には、げっそりして起きてしまった。

 


【ジャパラ 2日目】

 

朝、「世界に1つだけの花事件」の犯人を捜す。凶悪犯は、けいぢさんだった。
聞けば、 2週間ほど前に早朝に用事があって、奥さんに朝の4時50分にセットしてもらったまま、解除の仕方がわからず放置しているという。

頼む。死んでくれ。

ふじ子ちゃんは、私が7時を過ぎて起こすまで、事件にも気づかずにぐっすり寝ていらっしゃった。見習いたい。

 

こんなコテージでした

←宿泊したコテージ

ケイトの外観→

ケイトは、こんな感じ

 

宴会でも話題になった、タクの苦手なフェイスオフ。奈保ちゃんに負けちゃうフェイスオフ。ミツの依頼で、長野のヨッシーが丁寧に教えてくれた。お互いに出し惜しみせず、仲の良いのが素敵。

羽田野工房は、昨日についで大忙し。須藤さんは、松井社長の新型ピックをチェック。

 

ヨッシーにフェイスオフを習うタク 羽田野工房は大忙し ピックを見比べる須藤さん

 

試合前に、予定通りベアーズの集合写真を撮る。このユニフォームで、みんなで写真を撮るのは、初めてかな?

 

集合写真

←クリックすると、大きな写真が見られます。

(後で、「Tarzan」のカメラマンさんも撮ってくれたから、あれも欲しいな〜。載るのかな〜。私は隠れて見守ってたので写ってません、念のため。)

 

短い練習の後、東京戦である。勝てるかもしれない、と思っていた。実際、勝つチャンスもあった。試合が進むにつれ、少しずつ動きがよくなってきたが、3ピリの間に相手より点を取らなきゃ、勝てないのだ。当たり前だけど。

 

対 東京アイスバーンズ

←指導の効果は?

ベンチと氷の上は違う→

ベンチの中

 

磁石から離れられない砂鉄のように、なぜかパックに吸いつけられるベアーズ。人(ボディ)を見ないと。それに、やっぱり声が出てないのは、まだ余裕がないんだよね。
やっぱり、試合の形で練習したい。もっと試合がしたい。いない相手を想像するだけなんて、難しすぎる。メンバーを増やさなきゃ。それもチーム力なんだ、きっと。

 

ユニフォームを着て氷の上にいるときが、一番かっこいい 羽田野さんは88→8に ミツと須藤さん

 

試合後も、「Tarzan」の取材とか、長野VS東京の試合観戦とか、荷造りとか、各自いろいろやることはあった。あー、取材してる「Tarzan」の人々の写真も撮っておけば良かった!私としたことが不覚。

まず、最果ての釧路に向かう高瀬コーチが離脱。東京・長野戦を見終わった後、閉会式を待たずに合宿参加のミツ・須藤・羽田野以外のメンバーが帰路に着く。

帰りもえらく天気がよく、怖いくらいだった。
飛行機の離陸に緊張して手に汗を握るタク、機首の角度が上向きすぎる...と言いながら、揺れに過剰に反応するヒロ。

なんだよ、ビビリばっかりかよ。

新千歳空港で別れ、私が自宅に着いたのは午後5時半ごろ。その頃、けいぢさんたちは、まだ東京を出発していなかったらしい。早々に帰宅報告メールを入れたら、ひんしゅくを買った。

 


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