06年1月24日〜25日 : 花巻〜八戸


【めちゃくちゃ早起きさん】
  
相手は海の向こうの花巻である。旭川とはワケが違う。しかも、今は冬。JRの時刻表なんかアテにならないのだ。
8:05新千歳発のJAL。普通なら、こんなに早く家を出る必要はない。でも、万が一、JRが遅れたりしたら...大事をとるのは、道民の悲しい性である。

玄関を出たとき、あまりの暗さに写真を撮る気にならなかった。夜中だよ、これは。どう考えても朝の風景ではない。


人がいるぞ!


ところが、家から徒歩10分の駅に向かって行くと、歩いている人とはすれ違わないものの、けっこう車が通っているのだ。数台とかいうレベルではない。


みんな、こんなに早起きなの?駅に着いたら、同じ始発に乗るために、20〜30人くらい待っていた。びっくり!



【早起きは三文の得】

 

でも、快速エアポートの窓から見える景色は、夜汽車そのものだった。寝台でもおかしくないくらいの暗さだった。そうだよなぁ。新千歳空港に着くのが7時前だもんなぁ。その頃、ようやく日の出だよなぁ。

空港に着いたって、ほとんど店なんか開いてないんだぞ。お土産は昨日のうちに買っておいたけど、朝ごはんと飲み物を買わなくては。選択肢のない中から、寝ぼけた私でも食べられそうなサンドイッチとお茶を選んで、さっさと搭乗口へ進んだのであった。


美しい朝の空港

ふと目をやった朝の空は、けっこうキレイだった。お日様は暖かいと思った。

ついつい、お日様によくあたる場所に移動して、日光浴をする。



目が覚めてきたような気がして、機嫌よく朝食を食べたが、今度は満腹感と暖かさとで、ものすごく眠くなってしまった。

飛行機の中は、ひたすら寝た。 


【花巻、初上陸】

 

中学のとき、修学旅行で十和田湖までは行った。その後、八戸のジャパラくらいしか東北には着たことがない。イーハトーブってなんだ?宮沢賢治って、「あめゆじゅとてちてけんじゃ」の人だったっけ。
飛行機は無事に着いたので、けいぢさんにメールし、一服する。岩手だもん、小岩井だよね、と思っていると...妙なものが。



小岩井の野菜ジュース?!


真面目に社会人していたときは、毎朝のようにカ○メを飲んでいたことを思い出し、飲んでおく。
食塩無添加が基本です。

ただのベンチではなく、畳になっているところがステキ。


八戸から爆走してきたけいぢさんが、空港で拾ってくれることになった。地図を見ながら、迷子になりながら、予定よりやや遅れで羽田野さんの元に到着。

【工房にて】 


作業場は、とにかく面白かったのだ。あんなことも、こんなことも。書けないことが色々あって悔しいけど、行った者勝ちだよね〜。
羽田野さんがスティック製作に忙殺されていて、今回は説明してもらいながら作業を一通り見せてもらった。工程を順序良く見せるため、きっと気を使ってくれていたのだと思う。羽田野さん、本当にありがとう。

 >>詳細はトリノ大会応援企画をごらんください。

洒落にならないくらい忙しいので、お昼は同じお弁当をとってもらい、一緒に食べました。

石膏とか、発砲ウレタンとか、なんだかんだ、100枚近い写真を撮った私であった。
 


あちこちに材料や道具たち

けいぢさん謹製

←の元ネタです

2時の約束で、NHKさんが来た。そういえば、27日に生中継なんだって言ってたっけ。その予備取材なんだろう。羽田野さんの言葉どおりキレイな人で、私は「かおる姫」と呼んでいる。

忙しい羽田野さんに代わって(?)羽田野さんの資料を手に、スティック製作の工程をかおる姫に熱く説明するけいぢさんを見て、羽田野さんはクスクス笑っていた。
 
けいぢさん&かおる姫


羽田野さんの教科書


普通の体重計


そもそも、アイスホッケーすら馴染みのなかった羽田野さん。スティック製作の過程が簡単に載っていたコピー1枚を教科書に、試行錯誤の末に現在のカタチになった。あまりに忙しくて、今は、これ以上の工夫をする時間もないという。

あるとき、ミツにバケットの製作を依頼されたのが、そもそもの始まり。
「廊下で声をかけられたとき、『出来ない』と言っていたら、こんなことには...」
そのとき作った"あぐらをかいて乗れるバケット”をミツは今も愛用しているのである。

さて、写真の体重計は何に使うかというと、きちんと水分補給ができているかどうかチェックするため、練習などの前後で体重を量りたいという花岡トレーナーの要望により、「車椅子のまま乗れる体重計」を試作するのだそうだ。

かおる姫と名刺交換しなかったことを後悔しつつ、けいぢさんと私は羽田野さんと別れ、八戸に向かった。



【イーハトーブから芽吹き屋まで】

 

せっかく花巻に来たんだから、宮沢賢治とイーハトーブに触れよう!ということになった。で、宮沢賢治記念館と童話村に行く。
残念ながら写真を撮ってないのだけど、「ああ、これも宮沢賢治の作品だった」というのが思い出されたし、星とか鉱物とか、縁のものが色々な形で展示されていた。
山猫軒(注文の多い料理店)に行けなかったのが、ちょっと心残りだったかな。今は雪に埋もれていたが、広い敷地には小道や花壇などがたくさんあるようで、もう一度、緑の季節に訪れてみたい場所だ。

なんてメルヘンにひたっている場合ではない。
トリノに行っている間、愛娘(の猫)を預かっていただく妹様に、どうしても買って帰らねばならぬ花巻のお土産があった。 「芽吹き屋の餅」である。前の晩、ネットでお調べになったらしい。

八戸方面に向かう道中にあると判断したが、まずは手堅く、石鳥谷の道の駅で酒匠館に入った。


あっただよ

酒がやたらと並んでいるが、ない、ない。芽吹き屋がない。

店の人に聞いたところ、入り口の真正面にアイスクリームみたいにして売っていた。
そうだった。芽吹き屋は、冷凍で売っているんだった!

冷凍だし、商品と同じくらいの送料がかかったけど、ひとまず安心。なぜか自分へのお土産のワインを抱えたけいぢさんと、再び車に乗る。


そしたら、間もなく本家を発見!ここは、奥にレストランもあるだよ。

また買っちゃいました。


ビオトープ芽吹き屋

【八戸到着、そして宴】


けいぢさんが予約してくれたホテルにチェックインし、二人で夕食に出かける。近くの居酒屋で、お刺身を頼みすぎるくらい頼んで、スレッジから社会事情から、熱く語ったのであった。今、小原君の腕がめきめき上がっているそうだ。人はそれぞれ、うまくなる時期があるんだって。
トリノが終わった後、私はスレッジとどう付き合っていくのだろうか。今までになく、すごく考えてしまう。

が、下戸の私は長くお付き合いができず、11時ごろ、解散。その後、ホテルでお風呂に入り、爆睡。

そう簡単に早寝できるものではないけどね。朝の待ち合わせ時間が遅めで、朝食を食べる必要もなかったから、ゆっくり眠れたのだ。
2種類用意されていた入浴剤が気になっていた私は、調子に乗って朝風呂もしてみた。


【観光、そして2つめの指令】


朝、けいぢさんにホテルまで迎えにきてもらい、時間があるから、とドライブに連れて行ってもらった。八戸市内が一望できる、鮫(さめ)高校。(校長室が一番、眺めがいいらしいが。)鮫って駅まであったよ〜。

昨日は道々、一戸から九戸までの話を聞いたが、今日は足すと9になる朔日町と八日町、三日町と六日町とか、その先の十三日町とか、廿三日町とか、不思議な八戸を教えてもらった。

その後、駅に隣接の『ユートリー』で妹様への2つ目のお土産を物色。堅めの南部煎餅、手焼きの南部煎餅、南部煎餅のミミ。これで家に帰れる...。

けいぢさんも作るらしい、山車


どどーんと飾られていた 八戸三社大祭 の山車。

山車に等身大の人形がたくさん乗っていて、怖かった。こういうのは、当日、衣装を着た人間が乗るもんだと思っていたが。とにかく、何から何まで手作りなんだって。

ちなみに、けいぢさんは地元の山車の灯篭係だったとか。


せんべい汁と貝焼きがセットになったゴージャスなランチを食べ、お腹いっぱいの状態でJRに向かう。何から何までお世話になったけいぢさんと改札の前で別れ、白鳥を探す。
 

お世話になったスーパー白鳥

これで海峡を越えて帰るのだ。

景色を堪能しようにも、冬じゃ北海道と大した変わらず、あまりの乗車時間の長さもあって、ぼーっとしてしまった。

いや、暑いんだ。JRって。頭がぼーっとする。


函館でスーパー北斗に乗り換え、札幌に着いたら午後7時を過ぎていた。車内はやっぱり暑くて、疲労困憊...。でも、楽しかった!

アイテムマニアの私にとっては、羽田野工房をメインにした濃密な東北観光であった。


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