98年7月26日 : 星置スケートリンク


 この日、初めて北海道ベアーズの練習を見学する。いや、アイススレッジ・ホッケーの練習を 見ること自体が初めてであった。1年半のサポーター歴において、今までは試合ばっかり(これも 贅沢な話)だったのである。
 ここに至る経緯を説明すると、長野サンダーバーズの石田さんとの電子メールで練習日程を確認し、 ベアーズの永瀬さんの連絡先を教えてもらう。その永瀬さんに電話で聞いた星置スケートリンクの 場所を地図で確認。近いじゃん。この頃は、まだベアーズのネット事情がよくなかったので、 情報の経路が札幌→名古屋→美唄と、かなり遠回りだった。

 当日は快晴。結局、あらじゅん父の運転による車で送ってもらう。こんなところにスケートリンクが あったなんて。小学生の頃に家族で遊びに行った函館のスケートリンクとは、だいぶ印象が違う。まぁ、 団体の貸切だからかな。
 中は当たり前だけど寒い。真夏とはいえ、かなりの厚着が必要である。リンク内は霧がかかって、 写真が上手く(腕のせいもあるけど)撮れない。気をつけないと、リンク際では上から水滴が落ちて くるところもある。
 マネージャーに若い女の子が2人。けっこう(そりゃ、私に比べれば、ずっと)可愛い。でも、 スレッジを運んだり、着脱を手伝ったり、力仕事も多い。休憩時間には、選手にドリンクのカゴを渡す。 カゴの中には、各選手の名前が書かれた小さいサイズのペットボトルが入っている。
 練習メニューは、ダッシュ、ターンやパスなど基本的なもの中心。久しぶりに動いているスレッジを 見て、感動。これが好きなんだな。最後にミニ・ゲームを行う。
 全日本チームの監督とコーチを擁する北海道ベアーズだが、泣き所は選手の数が少ないこと。あれ? あなたは長野パラリンピック・アルペン代表の田中(哲)さんでは...。夏のトレーニング代わりに 参加しているのかな。とにかく、紅白戦ができるくらい(つまり、せめて12人)は選手が欲しい。 星さんが手の指の怪我のために練習できず、見学していたのも惜しかった。
 練習には、たいてい札幌義肢製作所のハタノさんが来ている。選手の体に合わせたスレッジの バケット(座るところ)を作るためである。自作の測定器で必要な角度を計り、型をとり、試行錯誤 しながら作るらしい。既に出来あがった永瀬さんのキーパー用を見ても、かなり乗り心地は良さそうだ。 それまでは、各自が敷物をしたりして、標準タイプに自分の体を合わせていたそうだ。
 練習後、面白いものが登場した。地面用のローラー君である。スレッジの刃の部分をそっくり付け 替えて、氷の上以外でもスレッジを漕げるようにと考えられたもの。写真には収めたのだが、ちと 写りが悪い。また、機会があったら撮りなおしてこよう。

 せっかく「スレッジに乗ってみれば?」と言ってもらったのに、ちょっとモジモジして乗り損ねて しまった。今度は乗ろう。でも、下肢障害のある人はサイズが小さめなので、私のお尻は収まるの だろうか。車椅子バスケでの経験を思い出し、ちょっと心配になってしまった私である。


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