98年12月6日 : 星置スケートリンク


 今日の練習には監督もコーチもいなかったので、星 選手のリーダーシップのもと、 より実戦的なメニューで行われた。色々な場面を想定してパスをつなぐ。特にディフェンスの 須藤 選手への厳しい注文が相次ぎ、”勝つためのプレー”にこだわった内容だったらしい。

 もともと、須藤 選手はパラリンピックの代表選手選考後にチームに加わった。練習に初めて 参加した日に、実は長野パラリンピックを目標にしているという事実を知ったという。 本人も「知らない強みだった。」と当時を振り返る。
 星、田中 両選手は、「自分達の練習で精一杯で、長野が終わるまで何も指導してやれなかった。よく、ここまでついて来た。」と語る。

パス練習する須藤&松井選手  実際、彼はこの1年で1回しか練習を休んだことはない。だからこそ、指導にも熱が入るのである。 それでも、「全日本レベルの練習では足手まといになって、とてもついていけない。」(本人談)。
 雪が積もる前はモエレ沼公園をローラーで滑って自主練習していた。その練習不足を補おうと、 某・市営リンクにスレッジでの滑走を交渉してみたが、あえなく却下されたそうである。

 さて、前回に引き続き、羽田野さんの職場の同僚、関さんが練習に参加。ホッケーは 3年ぶりだそうだが、白クマのような大男。特にゴーリー、永瀬 選手の練習相手として活躍。 見ていると、ビシバシ決められてたけど、北の守護神、大丈夫?
 そう。永瀬 選手はゴーリーとしての練習不足に、かねてから悩んでいた。やはり、他の選手とは 練習メニューが明らかに違う。彼の練習には、1人がつきっきりになるのだが、そんな贅沢は 今まで許されなかった。これで、関さんがコンスタントに来てくれたら、大助かり。
ゴーリーの練習

 2時間の練習の合間...休憩時間もスレッジのまま。ドリンクを飲んだり、スレッジの調整をしたり する程度の短い時間である。
試乗する星選手 須藤選手のスレッジを調整する田中選手 ヘルメットの調整をする松井選手
 星 選手の新しい素材で作りなおしたバケットが、既にフレームもついた状態でお目見え。試乗する。 曲線が難しく、1枚で作れなかったので、2枚を貼り合わせたという。そのため、下は標準仕様のグレー 無地、上が虹色というツートーンカラーになっている。そこが星 選手はお気に召さないらしい、と 羽田野さん。
 理由は乗ってからわかった。ユニフォームを中に入れてしまわないと、上の綺麗な色の部分は真正面を 向いた時しか見えない。極めて地味な普通のスレッジに見えてしまう。
 乗り心地の面でも、注文がつく。前傾姿勢が取りにくく、後ろに重心が傾いてしまいがちになる。 ベルトの金具をつけている横の部分が高すぎるのか、金具とベルトに押さえつけられて体を前に倒せない のである。本当に、乗って滑ってみないとわからない。特に星 選手のタイプは、他の誰にも乗ることができないから苦労が多いのだと思う。
星選手の試作星 選手の試作・最新型 星選手の現在のスレッジ現在のもの


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