スレッジを極める 其の一





[バケット]

 一口にスレッジと言っても、本当に色々なものがあります。一目で わかるのは、やはりバケット(腰掛けるシート)の違い。
 BEARSには両下肢切断の星 選手がいて、彼のバケットは他の選手の ものとは随分違います。98年10月11日現在、札幌義肢製作所の羽田野さんと 星 選手の二人三脚で最新モデルが作られようとしています。
 もう一人、他の選手と明らかに違う形のバケットに乗っているのは ゴーリー、永瀬 選手です。彼はあぐらをかくような形でゴール前に 陣取るので、そのような形になっています。既に羽田野さんの力作が 活躍しています。
 また、その他の標準形についても、羽田野さんが選手の型を取り、 順次、個人仕様のバケットができつつあります。最近では、須藤 選手の バケットが仕上がり、フレームその他を待っている状態です。

奥:標準、手前:星 選手(試作)永瀬 選手(上から)
星さん仕様と標準仕様 ゴーリー仕様
試走する星 選手ゴール前の永瀬 選手
星さん 永瀬さん



[スレッジの変遷]

 日本におけるアイススレッジ・ホッケーの歴史は大変浅いのですが、試行錯誤を 繰り返しながら、常により良い用具を追及し続けています。おかげさまで、現在の 標準仕様は第3世代なのだそうです。
 第1世代(つまり初代)はバケットというより、シートが乗っかっています。 よく転げ落ちたらしいです。フレームの重量がかなりあったので、スカスカの シートのくせに、現在のものより重たいです。
 第2世代は、スケートの部分が違います。スピードスケートの刃が2枚、 フレームにくっついている形です。現在のものより、かなり動きにくいそうです。
 そして、現在のもの。コの字型に刃がついていて、これは着脱可能です。刃の高さが 全然違います。刃と刃の間隔(コの字の大きさ)は個人のフレームによって異なります。
第1世代/永瀬 選手の車の中
第1世代
第2世代(標準仕様の裏側)第3世代(ゴーリー仕様の裏側)
第2世代 第3世代




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